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NPO法人みらい建設部環境保全活動の写真

環境保全活動

私たちが活動拠点にする静岡県裾野市は、富士山の南東に位置し、緑にあふれるまちです。

私たちが暮らす裾野市の環境を保全することは、いわば自分の部屋を掃除するのと同じ感覚と考えています。

部屋が散らかっていては、お客様を満足におもてなしすることは出来ません。そのため、当会における環境保全事業は、目的を達成するための前提ともいえる大変重要なミッションです。

この環境保全事業がもたらす効果は大きく、環境保全だけでなく、会員相互のコミュニケーションの場、参加者(大人・子ども)の学びの場にもなっています。

この活動を通して、私たちの身近な自然は、人の手が加わってこそ恵みをもたらし、次世代につないでいくことが出来るものだと確信しています。

私たちの活動目標の一つである持続可能な社会の形成。

持続可能な社会には、コミュニティだけでなく生活環境も含まれます。生活者を悩ませる環境保全は、土地の所有者や自治体の責務であると考えている方も多いでしょう。しかし、耕作放棄・遊休農地や荒廃竹林は全国のどこにでも横たわる課題であり、人任せにすることなく、ロールモデルとして私たちが取り組むことは社会的価値のあることではないでしょうか。さらに、活動がビジネスモデルとして活性化することは課題解決に経済的価値を与える可能性を秘めています。私たちの環境保全活動はそんなチャレンジングな活動です。

2014年から始めた活動は、遊休農地、荒廃竹林へとその活動のフィールドを広げています。

荒廃竹林

荒廃した竹林が全国各地に点在しているということは、皆さんも聞いたことがあるかもしれません。竹は成長が早く、繁殖力も強い植物です。

竹林を保有する方は、毎年時間とお金をかけ竹を伐採し、また育てば切る…。管理できるうちはまだよいでしょう。歳を召し、世代が変わり、管理が難しくなってきていることもあるでしょう。

放置すれば、竹はどんどん密集し、それが原因で新しい竹は、領域の外へ外へ広がっていってしまいます。またそれだけでなく、荒廃した竹林は地滑りの原因になるといわれたり、野生動物の住処になったりと、環境面からも放置されることは望ましくないのです。

約2メートルに成長した幼竹を刈り取り、純国産メンマを製造しています。

出来上がったメンマを販売し、竹林整備に充てています。

遊休農地

竹林整備として、幼竹から純国産メンマの製造をしていますが、メンマに出来るのは2メートルくらいまで。大きく育った竹はメンマにすることはできないので、この活用も課題となっています。一般的には竹炭や竹酢などの取り組みが進んでいますが、焼いた竹炭の継続的な活用ができないことには、持続的な解決に続かない側面があります。そこで、我々は考えました。

土壌改良材として竹炭を焼き、畑にたっぷりとすきこんでいます。

​さつまいもを栽培し、完全天日干しの干し芋を製造・販売しています。

活動の様子

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